[東京 27日 ロイター] – 小野寺五典防衛相は27日の閣議後会見で、北朝鮮問題について「(トランプ米大統領が)アジアを歴訪をしている間は外交的なステージ」としたうえで、「それ以降はどのようなステージになるか、なかなか予測がつかない」と述べた。
小野寺防衛相は「トランプ大統領は、アジア歴訪で外交的な努力を強めていくのだと思う」と指摘。「北朝鮮が対話に対して核・ミサイルの開発を継続するなら、安全保障上は緊張した対応をさらにしていく必要がある」と語った。
トランプ大統領は11月5日から14日の日程で、日本や韓国、中国などを訪れる。
小野寺氏は衆院選期間中、北朝鮮情勢が年末から来年にかけて緊張するとの趣旨の発言をしている。
(久保信博 編集:田巻一彦)
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