[ブリュッセル 7日 ロイター] – 欧州連合(EU)のマルムストローム欧州委員(通商担当)は7日、日本との自由貿易協定について締結間近との見方を示した。
マルムストローム氏は会見で、日本との協定について「いくつかの技術的な問題がある」としたうえで、「全てうまくいけば年内に締結可能」と述べた。
またメキシコおよびブラジル・アルゼンチンなどで構成される南米南部共同市場(メルコスル)との協定内容を見直す改定交渉に関しても重要な論点について年内に合意する見通し。
マルムストローム氏は「クリスマス前後にも」完了する可能性があるとした。
EUとメキシコの次回交渉は12月18日にブリュッセルで行われる。
またマルムストローム氏は10日から始まる世界貿易機関(WTO)の会合に参加するためブエノスアイレスに向かう予定。メルコスルの担当者らと意見の相違解消を目指す。
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