[国連 12日 ロイター] – フェルトマン国連事務次長(政治局長)は12日、前週の訪朝時に北朝鮮側から、対話に応じるとの約束は得られなかったと明らかにした。その上で、同国は返答する前に熟考する必要があるのだろうとの見方を示した。
フェルトマン氏は国連安全保障理事会に報告を行った後、記者団に対し「われわれの協議がどのような影響を及ぼしたかは時間が経てば分かるが、扉は開いたままにしたつもりだ。今後、交渉による解決への扉が大きく開かれることを強く願う」と語った。
その上で「北朝鮮は協議の内容を消化し、われわれのメッセージにどう返答するか考える時間が必要だ」とし、同国の李容浩外相が金正恩朝鮮労働党委員長に協議について報告するだろうと述べた。
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