[ロンドン 14日 ロイター] – 日英両政府は、英国の欧州連合(EU)離脱後、速やかに製品・サービス規格の相互承認協定を締結したいとの意向を示した。
河野太郎外相は訪問先のロンドンで、EUとは協定を結んでいるが、英国のEU離脱に備え、日英の協定締結に向けた準備を進めたいと発言。
ジョンソン英外相も「EUと日本の経済連携協定を拡大し、英国向けに適用する必要があるという認識は全く正しい」とした上で「相互承認については、容易かつ速やかに実現できると確信している」と述べた。
相互承認協定を締結すると、相手国向けの機器の認証を自国で実施することが可能になり、貿易を円滑に進めることができる。
英国は米国に次ぐ日本第2の投資先。日本企業の英国への投資総額は400億ポンド(536億8000万ドル)以上。日本企業は英国で14万人を雇用している。
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