[バンコク 15日 ロイター] – 米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表は15日、北朝鮮に対する制裁措置と並行して米政府は同国との直接対話を行うべきだとの考えを示した。
米国の北朝鮮政策を巡っては、ティラーソン国務長官が12日、前提条件なしで直接対話する用意があると述べたが、ホワイトハウスはその翌日、北朝鮮が態度を改めない限り交渉は行わないとの立場を示した。
ユン代表は訪問先のバンコクで記者団に対し「制裁だけでなく、直接外交も行うべきだ」と述べ、圧力と外交による関与を望む考えを表明。「ティラーソン国務長官の数日前の発言は、われわれが北朝鮮との対話をとても望んでいることを述べたのだと思う。われわれは対話の道を閉ざしていないし、北朝鮮が対話に応じることを期待している」としたうえで、「長官は、われわれが(対話に対して)オープンであることを明確にした」と述べた。
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