[東京 19日 ロイター] – 小野寺五典防衛相は19日の閣議後会見で、米国が発表した国家安全保障戦略について、北朝鮮や中国の動向を挙げながら、日本の脅威認識と「ある程度一致している」と述べた。その上で、「この戦略のもとで安全保障政策を進めていく米国と緊密に連携しつつ、日米同盟の抑止力、対処力を強化していく」と語った。
また、18日に複数の中国軍機が対馬海峡を抜け、日本海へ飛行したことについて、「活動を拡大・活発化させている中国軍の動向を注視する」と語った。領空侵犯や公表すべき危険行為はなかったとする一方、「何らかの訓練、情報収集を行った可能性がある」と指摘した。
*内容を追加しました。
(久保信博)
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