[ワシントン 3日 ロイター] – トランプ米大統領は3日、2016年の大統領選挙における不正の有無を調査する委員会を解散した。多くの州が情報提出を拒否したという。ホワイトハウスが明らかにした。
大統領は声明で、「公的資金を投じて終わりのない法廷闘争を続けるより、委員会を解散する大統領令に署名した。国土安全保障省にこの問題を検討し今後の対応を決定するよう要請した」と明らかにした。
同委員会は昨年5月に設置され、ペンス副大統領がトップを務めていた。
ワシントンの連邦判事は昨年7月(訂正)、同委員会が州にデータ提出を強制する権限を持たない諮問機関だとの見解を示していた。
トランプ氏は、2016年の大統領選で不正があった可能性があると述べていた。共和党の同氏は民主党のヒラリー・クリントン氏を上回る選挙人を獲得して当選したものの、投票総数はクリントン氏の方が約300万票多かった。
訂正:英文の訂正により4段落目の「11月」を「7月」に訂正します
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