[シンガポール 9日 ロイター] – 9日アジア時間の取引で原油先物価格は堅調。米原油先物は2015年以来の高値を再び更新した。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産が続き、米石油掘削リグ稼働数が減少する中、投機筋は原油相場の一段高を見込んでいる。
0123GMT(日本時間午前10時23分)現在、米WTI原油先物<CLc1>は前営業日終値比40セント(0.65%)高の1バレル=62.13ドル。一時は15年5月以来の高値となる62.56ドルを付けた。
15年5月ごろに一時的に上昇した局面を除くと、きょうの高値は14年12月以来の高水準。
北海ブレント先物<LCOc1>は34セント(0.5%)高の1バレル=68.12ドル。先週には15年5月以来の高値となる68.27ドルを付けた。
ただ、このところの上昇については一部で行き過ぎとの見方も出ている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。