[ワシントン 16日 ロイター] – トランプ米大統領の主治医が16日、就任後初の健康診断の結果について公表し、認知力の検査をクリアしたほか、全体的な健康状態も良好だと明らかにした。ただ、食生活の改善や運動を通じて体重を最大で15ポンド(6.8キロ)減らす必要があるとした。
認知力検査はトランプ氏が追加で行うよう求め、その結果を公表することも承認。また、主治医で米海軍医師のロニー・ジャクソン氏に、会見を開いて記者の質問に答えるよう指示した。
71歳のトランプ氏は、フライドチキンやハンバーガーなど高脂肪の食事を好むことで知られ、日々の運動はゴルフ以外にしないという。
また、このほど出版された政権の暴露本「炎と怒り」では、トランプ氏が子どもっぽく気まぐれだとされ、大統領としての精神的な適正に問題があるとの見方が強まっていた。
認知力テストは認知症やアルツハイマー病、脳疾患の兆候を調べるもので、ジャクソン氏はトランプ氏のテスト結果は満点だったと明かした上で「精神的に非常にシャープで、全く問題はない」との見解を示した。
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