[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は18日、ペンシルベニア州西部を訪れ、同州で3月13日に実施される連邦下院補欠選挙を巡り共和党候補への支援を示唆する。先月実施されたアラバマ州の連邦上院補選では、トランプ大統領が支援した共和党候補が民主党候補に敗れたばかり。
補選は共和党議員のティム・マーフィー氏が性的スキャンダルで昨年10月に辞職したことに伴うもの。トランプ大統領は先月成立した税制改革法の成果を誇るためピッツバーグ郊外の産業機器会社を視察する一方、補選に出馬する州議会議員の共和党候補、リック・サッコーン氏と現地到着時に面会する。
補選に出馬する民主党候補は海兵隊の退役軍人で元連邦検事のコナー・ラム氏。
2016年11月の大統領選では、今回補選が行われる選挙区をトランプ大統領が約20ポイント差で制した経緯がある。
今年11月の中間選挙を占う上で今回の補選は全国的に注目されており、トランプ大統領は17日に行われたロイターとのインタビューでも同補選を含む年内の議会選に積極的に関わると表明。「共和党議員の上積みが必要であるため、1週間のうちおそらく4日か5日は支援に費やすだろう」と述べていた。
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