[ワシントン 23日 ロイター] – トランプ米大統領は税専門の弁護士、チャールズ・レティグ氏を内国歳入庁(IRS)の長官に任命する方針。米政治メディアのポリティコが23日、事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。
ホワイトハウスの報道官は、現時点で予定されている人事発表はないと述べた。
米上院の承認を経れば、レティグ氏は、12月に成立した米税制改革法の履行を監督するほか、予算削減により人員が急減し弱体化したIRSの舵取りを任される。IRSの人員は、2010年に比べ、約20%に相当する1万7000人超減少している。
レティグ氏が35年以上所属している法律事務所のウェブサイトによれば、レティグ氏の専門は連邦税と州税、税犯罪、税訴訟など。またIRSの諮問委員会の議長も務めている。
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