[25日 ロイター] – 米国の人気司会者オプラ・ウィンフリー氏(63)は雑誌のインタビューで、2020年の大統領選出馬には関心がないと明言した。ただ、政治活動家の中には引き続き同氏を説得しようとする向きもある。
ウィンフリー氏は、25日発行の女性ファッション誌「インスタイル」の取材で「私の関心を引くものではない」と回答。「選挙活動の支援を申し出てくれた人もいたが、遠慮しておいた」と話した。
ウィンフリー氏は以前から民主党の資金集めなどに関わっていた。同氏からのコメントは得られていない。
古くからの友人らは出馬を支持している。公私に渡るパートナーであるステッドマン・グラハム氏はロサンゼルス・タイムズ紙で、十分な支持が集まれば「ウィンフリー氏は必ず出るだろう」と話していた。
ウィンフリー氏は、今月ゴールデン・グローブ賞の授賞式で行ったスピーチでにわかに出馬の可能性が取り沙汰されるようになった。民主党の政治顧問であるコーマック・フリン氏によると、授賞式後、ウィンフリー氏の出馬をサポートするよう勧める連絡が来始めたといい、支持団体を立ち上げたという。
フリン氏によると、支持団体は今後も継続する予定。他の政治家にも、当初は出馬を拒否したが後に意見を変えたケースはあるといい「団体の目的は、ウィンフリー氏に再考を促すことだ」「同氏は類いまれな指導者であり、驚異的な大統領になるだろう」と述べた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。