[台北 1日 ロイター] – 中国が台湾付近を飛行する新しい航空路を台湾の承認なしに開設した問題で、台湾の大陸委員会は31日遅く、この問題を解決できるかどうかで、将来の中台関係が決まるとの声明を発表した。
この問題を巡っては、中国の航空会社2社が春節(旧正月)期間中の中台間の増便をキャンセルするなど、中台の対立が激しさを増している。
大陸委員会は「この問題を解決できるかどうかで、台湾の人々が将来の中台関係の方向性をどう考えるかが決まる」と表明。「苦労して実現した平和と安定した関係を大切にするよう、改めて中国側に求める。問題がエスカレートしないよう、中国は不備を補う措置を講じる必要がある」と主張した。
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