[ソウル 13日 ロイター] – 韓国のソウル中央地裁は13日、ロッテグループ会長の辛東彬(日本名・重光昭夫)氏に対し、贈賄罪で懲役2年6月の実刑判決を言い渡した。
検察側は、ロッテが朴前大統領と友人の崔順実(チェ・スンシル)被告が関与する財団に70億ウォン(646万ドル)の賄賂を提供したとして、懲役4年を求刑していた。
ロッテは判決後に発表した声明で、会長の実刑判決は「予期していなかった」とし、傘下部門ホテルロッテの新規株式公開(IPO)などの計画に支障が出る可能性があるとした。
裁判所は、崔被告に対し懲役20年の実刑判決を言い渡した。崔被告はサムスンやロッテグループを含む韓国の複合企業からから賄賂を受け取ったとして有罪となった。検察は、収賄や権力乱用などの罪で懲役25年を求刑していた
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