[ソウル 6日 ロイター] – 韓国産業通商資源省は6日、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長が今週、米国を訪問すると発表した。トランプ米大統領が明らかにした輸入関税の対象から韓国の鉄鋼製品を除外するよう求める。
韓国の対米鉄鋼輸出はカナダ、ブラジルに次いで3番目に規模が大きい。
トランプ氏は、鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の輸入関税を課す方針を表明した。
通商省によると、金本部長は先週、ロス商務長官ら米政府高官と会い、米通商拡大法232条に基づく調査への懸念を伝えており、今回の訪米は2回目となる。
金本部長は、先週の訪米では「韓国の鉄鋼が米鉄鋼産業に脅威をもたらさないことや、232条に基づく措置が鉄鋼輸出だけでなく、自動車、航空、消費者など関連する米国産業にも深刻な打撃を与える可能性があることを訴えた」という。
今週の訪問でも米政府当局者や議員らに同様のスタンスを改めて示す方針。
同省によると、韓国政府も関税の適用除外を求める書簡を米商務長官宛てに送ったという。
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