[ハノイ 1日 ロイター] – 中国の王毅外相は1日、ベトナムのファム・ビン・ミン・ベトナム外相と会談した。会談後の記者会見で王外相は南シナ海の領有権問題について、両国が対話を通じて解決すべきだとの考えを示した。
王外相は「領有権問題の解決は、健全で持続可能な両国関係の構築に向け非常に重要だということで合意した」と説明した。
「問題には協議で対応し、問題をさらに複雑にし、拡大させるような一方的な行動は避けるべきだ」と述べた。
「同時に、共同開発の協議など南シナ海での協力を推し進めるべきだ」と説明した。
さらに両外相は、市場開放を背景に貿易や投資が拡大し、両国間の関係は良好に発展していると指摘した。両国間の昨年の貿易は1000億ドルを突破している。
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