[モスクワ 11日 ロイター] – ロシア軍は11日、シリア周辺の情勢を注視しており、ペルシャ湾方面に向かう米海軍の動向を把握していると明らかにした。
ロシア国防省は、米攻撃部隊の中東到着が5月初めになるとの見方を示した上で、「米国はシリアへのミサイル発射に向けた有志連合の準備について言及する代わりに、破壊された都市の再建のほか、困難に直面する人々に広範な支援を行うべきだ」と訴えた。
化学兵器使用疑惑について民間防衛隊である「ホワイト・ヘルメット」が捏造(ねつぞう)したとし、シリア政権軍の責任を追及する西側諸国の批判を一蹴した。
またロシア軍警察が12日に東グータ地区のドゥーマに入るとも説明した。
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