[モスクワ 13日 ロイター] – ロシア議会は13日、米政府が前週課した新たな対ロシア制裁への報復措置として、米国からの財・サービスの輸入を禁止し、経済関係を制限する法案を作成した。下院副議長が法案を提示した。
法案は来週にも下院で協議される見通し。輸入制限の対象となっているのは、米国製ソフトウェアや農産物、医薬品、たばこ、アルコールなど。
また原子力、ロケットエンジン、航空機の製造における米国との協力関係を停止するほか、米国企業によるロシア民営化への関与も禁止する。
ロシア大統領府(クレムリン)、ロシア政府とも法案を支持するかどうかについて発表していない。現在の法案のまま立法化されるかも不明。
またロシア議会は監査法人やコンサルタント会社、法律事務所に対する制限も検討している。
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