[ワシントン 27日 ロイター] – ロシアが2016年の米大統領選挙に介入した疑惑について、米議会委員会の共和党員は27日に公表した報告書で、ロシアは選挙のかく乱を狙い情報戦争を仕掛けたとしながらも、共和党のトランプ陣営のロシア側との癒着の事実はなかったと結論付けた。
報告書は、トランプ陣営が2016年6月にニューヨークのトランプタワーで、対立候補だった民主党のヒラリー・クリントン氏に不利になる情報を持っているとされたロシア人と面会するべきではなかったなどと指摘。
ただ、253ページに及ぶ報告書は大幅に編集されており、ロシアによる選挙介入やトランプ陣営のロシア側との接触などに関する情報はほとんど盛り込まれておらず、オバマ前政権から連邦捜査局(FBI)に至るまで幅広い対象を批判している。
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