[ワシントン 30日 ロイター] – トランプ米大統領は30日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との主要会談について、南北軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で行うことを示唆した。
トランプ氏はツイッターに「多くの国が会談場所として検討されているが、南北朝鮮の境界線にある平和の家がより代表的な場所だ」などと投稿した。
北朝鮮の金委員長と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、板門店の「平和の家」で会談している。
米朝首脳会談の開催場所としてはシンガポールなどの中立的な第3国も可能性として挙がっているが、米当局者は北朝鮮の金委員長に遠方に出向く意向があるか明らかでないとしている。
トランプ氏は昨年11月に韓国を訪問した際、南北軍事境界線を訪れる予定になっていたが、天候要因により中止された経緯がある。
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