[ワシントン 9日 ロイター] – トランプ米大統領は9日、米朝首脳会談は韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店では行わないと明言した上で、3日以内に開催地を発表すると明らかにした。
大統領は、南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)で米朝会談の開催を予定しているかとの質問に対し「そこではない」と語った。
その上で「われわれが北朝鮮と真剣かつ前向きに話し合う場を持つことになるとは誰も想像していなかった。でも実際われわれはそうした場を持とうとしている。何が起きるかは分からないが、世界にとって非常に巣晴らしいことが起きる可能性はある」と述べた。
米朝会談の開催地としてはシンガポールが候補として挙がっている。
大統領はまた、北朝鮮を巡る動きで中国が助けになっていると評価した。
こうした中、マティス国防長官は上院公聴会で、2万8500人規模の在韓米軍について、米朝間の初期の交渉では議題に含まれないとの考えを示した。
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