［東京　18日　ロイター］ – 麻生太郎金融担当相は18日の閣議後会見で、シェアハウスのオーナーへの融資を巡るトラブルで揺れるスルガ銀行<8358.T>について、金融庁による立ち入り検査の結果を踏まえ適切に対応すると述べた。ただ、現在検査中のため、行政処分の可能性については言及を避けた。

この問題に関し、スルガ銀は15日、外部の弁護士で構成した危機管理委員会による調査結果を発表。融資に必要な書類の偽造や改ざんを認め、相当数の社員が認識していた可能性があるとした。同銀は、第三者委員会を置き、根本原因の解明にあたることにしている。

（和田崇彦）