エスワティニ、台湾との外交関係継続へ アフリカ最後の友好国

2018/06/04
更新: 2018/06/04

[ムババーネ 1日 ロイター] – エスワティニ王国(スワジランドから改名)は、今後も台湾との外交関係を継続すると表明した。政府当局者が1日、ロイターに明らかにした。

エスワティニは数十年にわたって台湾と緊密な外交関係を保っており、中国が台湾孤立化に向けてアフリカ諸国への断交圧力を強める中で、最後の関係継続国となっている。

中国は先月、エスワティニに対し、ブルキナファソに続いて台湾と断交するよう求めた。1日には外務省が、中国主催のアフリカ首脳会議が行われる9月初めまでにエスワティニが台湾と断交するよう期待すると表明している。

エスワティニ政府報道官は、「台湾との関係において、わが国の心も立場も変わっていない。わが国が台湾と断交するとのうわさを拡散する者は、フェイクニュース拡散者とみなされる」と述べた。

Reuters