[東京 7日 ロイター] – 河野太郎外相は6日(米国時間)、ポンペオ米国務長官とワシントンで会談し、12日の米朝首脳会談に向けて両国の認識をすり合わせた。7日には日米首脳会談も開き、トランプ大統領が金正恩朝鮮労働党委員長と安易な合意をしないよう念押しする見通しだ。
日本の外務省の発表によると、日米外相は北朝鮮の大量破壊兵器とミサイルの完全で検証可能、不可逆的な廃棄の必要性を確認。従来どおり制裁を継続することで一致した。日本人拉致問題の解決に向け、日米が協力することも改めて確認した。
また、両外相は12日の米朝会談後、日米、日米韓ですみやかに情報を共有した上で、その後の方針をすり合わせることを申し合わせた。
(久保信博※)
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