ロシアはサミット脱退してない、モスクワで開催可能=プーチン大統領

2018/06/11
更新: 2018/06/11

[青島(中国) 10日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は10日、トランプ米大統領がロシアの主要7カ国首脳会議(G7サミット)復帰に言及したことについて質問された際、ロシアがG7からの脱退を選択したのではないとの考えを示した。

トランプ氏は8日、カナダのシャルルボワで開催されたG7サミットにロシアが出席すべきだったと語った。

ロシアは2014年のクリミア併合によりサミットから排除された。

プーチン氏は上海協力機構(SCO)首脳会議出席のため訪問した中国での記者会見で「われわれが脱退を選んだのではない」と主張。G7首脳が、ある理由によりロシアが来ることを拒んだと述べた。その上で「モスクワで皆に会えたらうれしい」と語った。

一方、ロシアと中国が主導するSCOについて、加盟国全体の購買力はG7を上回ると述べた。

Reuters