[シンガポール 18日 ロイター] – アジア時間朝方の原油先物は下落した。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC有力産油国が増産で合意するとの見方が重しになっている。
0036GMT(日本時間午前9時36分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.39ドル(0.5%)安の1バレル=73.05ドル、米WTI原油先物<CLc1>は0.82ドル(1.3%)安の64.24ドルで推移している。原油先物は15日の取引では約3%下落した。
OANDAのアジア太平洋取引責任者、スティーブン・イネス氏は「ロシアとサウジアラビアが増産を事実上確認する中、原油価格は大きく下げている。業界関係者の大半は増産を予想している」と述べる一方、「増産の規模やその実施時期については、なお不透明だ」としている。
OPEC加盟国と非OPEC有力産油国は2017年以降、協調減産を実施している。22─23日の会合で今後の生産政策を決定する。
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