[マニラ 25日 ロイター] – 民間調査機関パルス・アジアが今月実施した世論調査で、フィリピンのドゥテルテ大統領支持率が第3・四半期に就任以来最大の落ち込みを記録した。
調査は25日に発表されたもので、投票可能な年齢に達したフィリピン人1800人を対象に実施。その結果、ドゥテルテ大統領を評価するとの回答の割合は13ポイント低下して75%となった。
大統領の人格への「信頼感」は15ポイント低下し、72%となった。
ロケ大統領報道官は定例記者会見で、大統領は支持率に動揺しておらず、仕事に集中していると説明。「われわれは(支持率)には影響されない。これでも大変な高支持率だと思う」と述べた。
支持率低下の原因について同報道官は、コメの価格上昇により、他の分野における政府への評価が相殺されたとし、インフレ加速が原因になった可能性があると指摘した。
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