[ワシントン 4日 ロイター] – トランプ米大統領は4日、中国との通商合意と政敵である野党民主党のジョー・バイデン前副大統領を巡る調査を結び付けることは一切ないと言明した。
中国がバイデン氏の調査に動けば、中国との通商合意に応じる公算が高まるかとの記者団からの質問に対し、トランプ大統領は「一切関連ない」とし、「中国との通商合意を望んでいるが、米国にとって良い合意でなければならない」と述べた。
トランプ大統領は前日、来年の米大統領選で対抗馬になると目されるバイデン氏と息子を調査するよう、中国に対し呼び掛けた。ウクライナ政府への同様の要請を巡り、自身の弾劾調査が進められる中、公の場で外国政府の米大統領選への関与を促した格好だ。[nL3N26O32M]
トランプ大統領はまた、下院本会議で弾劾調査を正式なものとする採決を実施するよう求める書簡をペロシ下院議長に送ることを確認した。実現すれば、弾劾訴追プロセスに遅れが生じる可能性がある。
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。