[19日 ロイター] – ゴールドマン・サックス<GS.N>は、マレーシア政府系ファンド「1MDB」の巨額汚職に関与したとして米当局の捜査を受けている問題で、罪を認めて最大20億ドルを支払って和解する方向で協議を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。
話し合いの中ではアジアにあるゴールドマンの子会社の1つが米国の贈収賄防止法違反を認める案が浮上。またゴールドマンが法令順守態勢について、第三者による監視と提言を受け入れることもあり得る。
関係者によると、協議には米司法省、米証券取引委員会(SEC)、米連邦準備理事会(FRB)、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)が参加している。
ゴールドマンは声明で、和解交渉が続いており、引き続き当局と協力していくと述べた。SECと司法省はコメントを拒否し、FRBやNYDFSはコメント要請に回答がない。
複数の関係者は、来年1月終盤にも和解が発表される可能性があるとの見方を示した。
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