[北京 25日 ロイター] – 中国税関総署が25日発表した統計によると、1─2月の米国産大豆の輸入は610万1000トンと、前年同期(104万4000トン)の6倍に拡大した。米中貿易摩擦の「休戦」を受けて発注した分が到着したとみられる。
昨年12月の米国産大豆輸入は前年同月の44倍に急増しており、今年に入ってからも拡大傾向が続いた。
中国の大豆加工業者は、2018年12月に米中首脳が貿易戦争の一時休戦で合意して以来、米国産大豆を複数回にわたり買い付けてきた。中国政府が米国からの輸入品の一部を追加関税の適用除外としたことも背景にある。
一方、1─2月のブラジル産大豆の輸入は前年比26%減の514万トンだった。
同期間の大豆輸入は全体で14.2%増の1351万トンだった。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。