[ベルリン 11日 ロイター] – ドイツのメルケル首相は中国の李克強首相とテレビ会議方式で会談を行い、中国は市場開放に取り組み、外国企業を公平に扱う必要があると強調した。ザイベルト報道官が11日、明らかにした。
ザイベルト報道官によると、メルケル首相は「市場アクセスと外国企業の公平な扱いに関する一段の取り組み」が必要と強調し、「欧州連合(EU)と中国の間の野心的な投資協定の締結はこの過程における重要な要素となる」と伝えた。
EUと中国は6年にわたり投資協定の協議を続けており、年内に合意が得られるとみられている。
この他、新型コロナウイルス感染拡大への対応や香港情勢のほか、政府調達を含むさまざまな投資・通商問題や世界的な経済問題を巡る協力についても意見を交換した。
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