[カイロ 24日 ロイター] – シリアのアリ・ガーニム石油鉱物資源相は24日、同国内でガスパイプラインが爆発し、停電が起きていると発言、初期調査によると、パイプラインは攻撃を受けたとみられると述べた。
国営テレビ局イフバリヤが報じた。同テレビ局の映像によると、爆発したパイプラインは大規模な火災に見舞われている。
爆発は首都ダマスカスの北西にある町Ad DumayrとAdraの間で発生したという。
同相は「初期調査によると、テロ攻撃だ」と述べた。パイプラインは南部の発電所にガスを輸送していた。すでに技術者が現場で作業を進めているという。
国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、その後、電力相は停電が段階的に復旧しつつあると述べた。
シリアでは、内戦で反体制派がガスパイプラインを攻撃。2013年には多くの地域で停電が起きている。
爆発したのは「アラブ・ガス・パイプライン」。エジプトからヨルダンとシリアにガスを輸送している。
*内容を追加しました。
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