[ビリニュス(リトアニア) 24日 ロイター] – ビーガン米国務副長官は24日、再選を決めたルカシェンコ大統領への抗議行動が続くベラルーシ情勢について、ロシアが軍事介入を計画している兆候は見られないという認識を示した。
ビーガン氏は、反体制派候補者のチハノフスカヤ氏と会談後、会見を開き「米国にベラルーシの情勢を決定することはできない。それはベラルーシ国民の権利だ」と表明。ロシアの軍事介入の可能性については「無論、それは最も歓迎されないが、これまでに伝えられている公の発言以上の兆候はない」と述べた。
またベラルーシ政府に対し、対話の促進などを目指した欧州安全保障協力機構(OSCE)議長の調停申し出を受け入れるよう求めた。
ビーガン氏は25日、ロシアを訪問し、現地の高官らと協議する予定。
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