[22日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は22日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、接種後に重篤なアレルギー反応が起こるのは極めてまれとの見解を示した。
米国ではこれまでに400万人を超える人がモデルナ製ワクチンの1回目の接種を受けているが、CDCによると、アナフィラキシー(命にかかわる恐れのある重篤なアレルギー反応)が起きたのは接種100万回当たり2.5例だった。
CDCは今月、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチン接種によるアナフィラキシーの確率は接種100万回当たり11.1例だったと発表している。
CDCによると、両ワクチンで引き起こされる重篤なアレルギー反応の症状は似ており、摂取後数分以内に症状が出たのはともに女性の方が多かった。また、コロナワクチンでアナフィラキシーを起こした人の多くは、過去にアナフィラキシーの経験があった。
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