[バチカン市 7日 ロイター] – ローマ教皇フランシスコは7日、ミャンマーで発生した軍事クーデターを受け、「人民との団結」の立場を表明するとともに、軍指導者らに公共の福祉への奉仕と「民主的な」調和の模索を求めた。
教皇は、サン・ピエトロ広場で行なった日曜の講話で、「深い懸念」を持ってミャンマー情勢を注視していると述べた。教皇は、2017年に同国を訪問している。
講話で中で教皇は、「この極めて微妙な時期に際し、私がミャンマーの人民と霊的に寄り添っていること、祈っていること、彼らと団結していることをあらためて明確にしたい。同国で責任ある立場にある人々が公共の福祉に奉仕する真摯な意欲を示し、調和的・民主的な共存のため社会正義と国家安定を模索するよう祈っている」と述べた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。