世界法輪大法デー、日本地方議員から祝辞

2021/05/18
更新: 2021/05/18

神奈川県逗子市議会議長で、中国人権問題に取り組む「臓器移植を考える会(SMGネットワーク)全国地方議員の会」代表世話人である丸山治章氏は、同会に所属する地方議員18人とともに、5月13日の世界法輪大法デーへの祝辞を発表した。

丸山氏は日本新唐人テレビの取材を通じて、メッセージを代表して読み上げた。「1992年、李洪志先生が中国の長春で『真善忍』という理念で創始された法輪大法が現在、文化や民族が異なる全世界90以上の国、地域で学ばれている。その理念がたくさん人々の心に響き、道徳的な正しさ、普遍的な真実、価値観がそこにあるからと考えている。また、中国共産党によって22年間に弾圧されたにもかかわらず、依然として信念を貫かれていることに深く敬意を表す」。

丸山氏は、COVID-19(中共ウイルス)が世界を襲い、中国共産党による 迫害が続くという最も困難な状況下でも、中国の人権状況がより良い方向になるよう、共産党による臓器収奪に反対する有志団体「臓器移植を考える会(SMGネットワーク)全国地方議員の会」の活動を続けていく意向を示した。

29年前の5月13日、李洪志氏は中国吉林省長春で法輪大法を公に伝えた。この日は李氏の誕生日でもある。その日から「真善忍」の理念は中国本土のみならず、日本を含む世界各地に広まった。2000年、法輪功学習者は5月13日を「世界法輪大法デー」と定め、この修煉法の伝播に祝意を表している。

日本各地の法輪功学習者もまた、「世界法輪大法デー」に合わせて感謝と祝辞を発表した。埼玉県在住の学習者は「世界法輪大法デーに、私と主人および二人の子どもとともに師父の誕生日をお祝いする。法輪大法は全世界に広がって人々に幸福と希望を与え、善良な日本の方々にも大法の真相を知っていただくけるよう願っている」と述べた。

埼玉県大宮煉功点の学習者たち(明慧ネットより)

そのほか、米国やカナダ、ドイツ、オーストラリアなど各階層の数百人の要人が「世界法輪大法デー」への祝辞を述べ、李洪志氏と法輪大法による社会貢献、および学習者が信仰の自由を追求することに支持を示した。

台湾では5月1日午前、5200人の学習者が台北の自由広場に集まり、「師父の誕生日と法輪大法伝法29周年おめでとうございます」の地上絵を作り、法輪大法が世につたわる喜びと、師父への感謝と尊敬の意を表した。

台湾の法輪功学習者が「世界法輪大法デー」のために作った地上絵。(大紀元より)

中国本土でも、学習者だけではなく、学習者の家族や弁護士など各社会階層の人が法輪大法の教えに謝意を示し、李氏に祝辞を述べた。

山東招遠の青年は、李氏の誕生日と法輪大法デーを祝った。「3年前にリスクの高い頭蓋骨の手術を受けた。 親戚から『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じるようにとのアドバイスに耳を傾けた。その結果奇跡が起きた。このような手術をした場合、通常は目が覚めるまでに半月はかかるらしい。私は手術室を出てすぐに手足の感覚を取り戻すことができた。医者は『医学的な奇跡』と話した」という。

湖南省靖州県の事業主は、「私は現在、この世の中共の悪と大法の善がますます表面化していると考えている。大法弟子が海外で作った情報媒体が、全世界に真相を伝え続けていることに感服している」「より多くの善良な人々が福を得て、自分と家族に良い未来を選択できるよう祈っている」と明慧ネットに投稿した。

中国当局の統計によると、1999年初頭まで、中国における法輪功学習者は7千万人から1億人程度が学んでいた。学習者たちは修煉を通じて健康状況を向上し、「真善忍」の理念を重んじ、他者や社会におけるトラブルが起きた場合、内心を見つめ、自分の不足点を探している。

法輪大法の修煉は人心を真っ直ぐに指し、道徳と伝統の重要性を説いてきた。29年以来、各民族の大法弟子は師父の教えに従って、「真善忍」を実践し、健康的かつ充実とした生活を送っている。

1998年9月に医師や医学専門家などで構成された調査チームは広東省で、約1.25万人余りの法輪功学習者の心身の健康状況について調査を実施した。病気治療と健康増進の効果が見られた割合は97.9%に至っている。7170人の学習者が1年間に節約できた医療費は、合わせて1265万元(約2億円)との結果を発表した。

法輪大法は世界90余りの国家と地域に伝わっており、李洪志先生の著作『転法輪』はすでに40か国語に翻訳され、国際社会から李洪志氏と法輪功を支持する賞(賞状、トロフィー、メダル、旗など)、動議、手紙の総数は3700件を超える。

中国共産党は1999年7月から法輪功に対して弾圧し始めた。大陸における法輪功学習者に対する残忍な迫害を行い、国営メディアを通じて誹謗中傷を続けた。しかし、学習者の信仰と意志は堅い。人権団体フリーダムハウスの報告によれば、本土においても数百万人の法輪功学習者は継続して修身している。

(蘇文悦)

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