北海ブレントが71ドル突破、3月以来の高値 需要増観測で

2021/06/02
更新: 2021/06/02

[ロンドン 1日 ロイター] – 原油先物は上昇継続。北海ブレント先物は1バレル=71ドルを突破し、3月以来の高水準を付けた。米国で夏のドライブシーズンが始まり、燃料需要が増加するとの観測が背景。

財新/マークイットが1日発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.0と、昨年12月以来の高水準となったことも一因。

0911GMT(日本時間午後6時11分)現在、北海ブレント先物8月限は1.60ドル(2.3%)高の1バレル=70.92ドル。一時、3月8日以来の高値である71ドルを付けた。

米WTI原油先物7月限は前営業日である28日清算値比2ドル(3%)高の1バレル=68.32ドル。31日は米国の祝日だったため清算値は算出されていない。

Reuters