[東京 25日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は25日午前の会見で、東京五輪・パラリンピックの警備担当トップである国家公安委員長の交代に関連し、小此木八郎国家公安委員長のもとで警備・交通等の諸対策を警察で推進してきており、「大会に向け準備が着実に行われている」との認識を示した。
官房長官によると、菅義偉首相は小此木氏の辞任の申し出を受理し、後任に棚橋泰文衆議院議員の起用を決めた。加藤氏は、棚橋新委員長のもとで大会期間中の警備に万全を期していく考えだと語った。
東京都議選が25日に告示されたことについては、地方自治体の選挙は地域住民が地域の課題や先行きがどうあるべきかを巡って判断されるものであり、一つ一つに政府としてコメントは差し控えたいとした。新型コロナウイルス対策など様々な課題について、今後とも東京都と連携を図っていきたいと述べた。
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