[上海 11日 ロイター] – 中国南西部の四川省で豪雨による浸水被害が発生し、数千人が避難している。当局は11日、今後も大雨の可能性に備えるよう全土に警戒を呼び掛けた。
国営メディアによると、四川省では9日から大雨が続き、14の河川で水位が上昇して船や橋が流されるとともに、4600人以上が避難を余儀なくされている。死者は報告されていないが、豪雨と洪水で12万人以上が影響を受け、一部列車が運休、経済損失は1億7600万元(2700万ドル)を超えているという。
巴中市ではおよそ2万7000戸が停電していると報じられた。
中国の気象当局は11日、全土に新たに大雨警報を発令、北部と中部の広範囲に豪雨が発生するとの予報を発表した。
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