[ロンドン 14日 ロイター] – 英政府は14日、2050年にあらゆる交通機関からの温室効果ガス排出量をゼロにすることを目標にした環境対策の一環として、40年からガソリンおよびディーゼルエンジンを搭載した重量物運搬車(HGV)の新規販売を禁止すると発表した。
政府は、スコットランドで今年開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)に向け、同国の環境対策への信頼を高めたい意向だ。
35年に小型ディーゼルトラックの販売を禁止し、40年あるいは実行可能であればそれよりも早い時期に重量が26トンを超える大型トラックの販売を禁止する。
また、50年までに鉄道網、40年までに国内航空機の排出量を実質ゼロにする計画も発表した。
英国はすでに、30年からガソリン車とディーゼル車の新規販売を禁止すると表明している。
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