菅義偉総理大臣は7月25日、東京オリンピックで金メダルを獲得した髙藤直寿(たかとう・なおひさ)選手へお祝いの電話をかけた。菅総理は髙藤選手の試合を観戦したことに触れ、大変な道のりだったと思う、と慰労の言葉を述べた。また、金メダルは多くの子供や若者に夢と希望を与えたと語った。髙藤選手は菅総理の電話について、とても光栄だとツイートした。
菅総理は電話のなかで、「金メダル第1号、本当におめでとうございます。私も実は準決勝と決勝戦の試合を観ましたけども、本当に粘り強い戦いで、勝利への強い執念を感じました」と述べた。そして「前回のリオの大会から5年間の努力を実らせての金メダルであったと思います。本当に大変な道のりだったと思います」「勝利後のインタビューで、『これが僕の柔道です』、こう胸を張っていた言葉に5年間の全てが凝縮されていると感じました」と述べた。
そのうえで、「今回の金メダルに、多くの子供や若者が夢や希望をもらったと思います」と語った。
髙藤直寿選手は菅総理の電話を受けて、「総理から直接お祝いのお言葉をいただきました。とても光栄です。こんな日が来るなんて思ってもいませんでした。」とツイートした。
総理から直接お祝いのお言葉をいただきました。
とても光栄です。
こんな日が来るなんて思ってもいませんでした。 https://t.co/R09ljUOxG9— 高藤直寿TAKATO NAOHISA (@naohisatakato) July 25, 2021
髙藤直寿選手は7月24日、柔道男子60キロ級の決勝戦で台湾の楊勇緯を延長戦の末に撃破し、今大会の日本選手団初にとって初となる金メダルを手にした。
(大紀元日本語編集部)