[東京 3日 ロイター] – 小泉進次郎環境相は3日、菅義偉首相の総裁選不出馬表明を受けて、首相との会談後に記者団の取材に応じ、再生可能エネルギーなど政策面での実績が正当に評価されていないと指摘し、「誰よりも仕事をした首相」と評価した。菅氏は人間味がないとの見方があることには「悔しい」と涙ながらに擁護した。
自身の総裁選への対応については「菅首相が正当に評価されるような花道を一緒になって作れるようにしっかり考えたい」と述べ、慎重な姿勢を示した。
菅首相の総裁選出馬については「ボロボロになっても突っ込むべきという考えもあるが、私はそのような立場でなかった」と述べ、不出馬を進言していたことを明らかにした。
最後に「菅首相が人間味のない人とのイメージが持たれているのが悔しい。全く逆で温かい懐深い方。息子みたいな年の私に時間をつくってくれ、思い出すと言葉が出ない」と語った。
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