[台北 5日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は、中国の爆撃機など19機が台湾の防空識別圏に侵入したと発表した。台湾空軍は5日に軍機を緊急発進(スクランブル)させるなどして対応した。
国防部によると、同空域で確認したのは戦闘機14機、H6爆撃機4機、対潜哨戒機1機。
台湾空軍は軍機を緊急発進させて中国軍機に防空圏から出るよう警告し、活動を監視するためにミサイルシステムを配備した。
国防部から提供された地図によると、中国軍機は台湾が実効支配する東沙諸島の北東付近を飛行した。
中国からコメントは出ていない。
中国による台湾防空圏でのこのような大規模活動は、過去最多の28機の侵入が確認された6月15日以来だった。
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