産科病棟の新生児 (Steve Parsons/Pool/Getty Images)

NY州、分娩業務を休止へ ワクチン義務化で病院職員が相次ぎ辞職

ニューヨーク州北部にあるルイス郡総合病院では、中共ウイルス(新型コロナウイルス)のワクチン接種義務化に伴い複数の職員が辞職したため、分娩業務を一時休止する事態に追い込まれている。

ルイス郡保健システムのジェラルド・ケイヤー最高経営責任者は10日の記者会見で、職員の辞職が相次いだため24日以降、一時的に分娩業務を停止すると発表。ワクチン接種の義務化をめぐりルイス郡総合病院の産科病棟に勤務していた6人が辞職し、7人がワクチン接種を受けるか未定であると述べた。

ケイヤー氏は、今後は「ワクチンを接種した看護師の募集に専念する」とし、産科病棟が永久に閉鎖されないように州当局と協力していくと強調した。また、同氏は「(ワクチン接種期限が)近づくにつれ、ワクチンを接種する人の数が増え、退職する人が減り、運が良ければ退職した人の中にも考え直してくれる人が出てくることを願う」と語った。

ケイヤー氏によると、同郡の病院や介護施設職員の約27%にあたる165人がワクチン接種を受けていないという。

ニューヨーク州のクオモ知事(当時)は8月、州内すべての医療従事者や高齢者施設の職員に対し、9月27日までにワクチン接種を義務付けると発表した。

ジョー・バイデン大統領は先週、メディケイドやメディケア(低所得層の医療費支援)の助成を受けているすべての医療施設の従事者に対し、ワクチン接種を義務化した。関係者は5万か所が対象になると推算する。

(翻訳編集・山中蓮夏)