[ワシントン 23日 ロイター] – 米政府高官は23日、ホワイトハウスで24日開催される日本・米国・オーストラリア・インドの4カ国首脳会議(クアッド・サミット)では、インフラや保健、サイバー問題などの複数の分野で進展がある見通しと語った。
今回は初の対面形式での会議となり、バイデン大統領、菅義偉首相、オーストラリアのモリソン首相、インドのモディ首相が出席する。
政府高官はロイターに対し、詳細には踏み込まなかったものの、会議ではインド太平洋地域向けの新型コロナウイルスワクチン支援の次のステップを巡り「多くが語られることになるだろう」と語った。
さらに、会議の焦点ではないとしつつも、「地域の安全保障など、多岐にわたる項目について協議が行われる」としたほか、「教育やインフラに関する目標についても話し合いが行われる」と述べた。
その上で「4カ国の絆は深まっている」とし、「われわれが目指しているのは、より自由な議論の場を設けることだ」とした。
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