[ワシントン 23日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相らに対して、インド太平洋地域における米国の新たな包括的戦略を近く発表すると明らかにした。
バイデン政権は国家安全保障政策における軸足を、アフガニスタンから、影響力を強める中国に移している。
ブリンケン氏は国連総会の合間に行われたASEAN外相らとの会合の冒頭で、米国の戦略は「今秋」に発表され、「自由で開かれ、相互に結び付き、力強い安全な地域のためにわれわれが共有するビジョンに基づいている」と説明した。
さらに「この戦略は、インド太平洋地域における東南アジアの重要性とこの地域の将来を決定する上でASEANが果たす重要な役割を反映したものになる」と述べた。
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