[東京 29日 ロイター] – 自民党新総裁に選出された岸田文雄前政調会長が出馬表明以降、折に触れて披露してきた「岸田ノート」。岸田氏が会見で掲げたノートを製造・販売したプラス(東京都港区)の広報担当者は、SNSで話題になり、OBなどからも連絡があったとし、「非常に光栄だ」とロイターの取材に答えた。
これまでのところ、ノート類の売り上げ増加などの目立った効果までは出ていないという。
岸田新総裁は8月26日の会見で、国民の声を10年以上前からノートに書きとめ読み返してきており、「私にとって大切な財産」と紹介。「聞く力」の原点ともいえるノートは1年間で3冊分、10年間で30冊近くになっていると話していた。
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