[30日 ロイター] – 29日午後に約1年ぶりに噴火した米ハワイ島のキラウエア火山は30日午前の時点で山頂の火口が溶岩で満たされ、火山性のスモッグが空を覆っているという。米地質調査所が発表した。
溶岩は人口密集地に直接的な影響を与えていないものの、キラウエア火山の風下地帯の住民は呼吸器系の炎症を引き起こしかねない二酸化硫黄などの火山ガスにさらされる可能性があるとの警告を受けた。
一方、ハワイ火山国立公園は安全な距離を保ちながら噴火の様子を見たい観光客向けに開放されている。
キラウエア火山の前回の噴火は2020年12月だった。
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