メイウェザー「自由が徐々に剥奪されている」ワクチン接種めぐりNBA選手を擁護

2021/10/27
更新: 2021/10/27

ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー氏は、NBAの米バスケットボールの選手が中共ウイルスワクチン接種を拒否しているため、チームに参加できずにいる問題を受けて、「自由が奪われている」と非難した。

メイウェザー氏は25日、自身のインスタグラムにNBAブルックリン・ネッツのカイリー・アービング選手への支持を表明。「米国は自由の国だ。言論の自由、宗教の自由、そして選択の自由がある」「しかし時が経つにつれ、その選択肢(の自由)は徐々に剥奪されている。私たちの仕事、行く場所、活動を制限している」と批判した。

メイウェザー氏は、中共ウイルスのワクチン接種を拒否したことによるカイリー選手の処遇を、差別の一種だと指摘した。「自分で選択したこと、正しいと思うことのために立ち上がったことで、人々が憎まれ、罰せられ、からかわれ、差別されるのは悲しい」と付け加えた。

また「私たちの祖先は、自由のために戦った。兵士、救急隊員、愛国者たちは今日も戦い続けている」と述べ、自ら選択できなければ、本当の意味での自由ではないと強調した。

「ワクチンを打つと決めた人も、そうでない人も、自由を選んだすべての人に敬意が払われるべきだ」と述べ、「自分自身や愛する人たちのためにも自由を選ぶ」と締めくくった。

インスタグラムに投稿されたこの動画は、現在100万回近く再生されている。

メイウェザー氏は、約20年のボクシングキャリアの中で、史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成。1996年のオリンピックではアメリカ代表として銅メダルを獲得している。

米国をはじめ国際関係担当。