[東京 24日 ロイター] – 松野博一官房長官は24日、米中韓などと協調した石油の国家備蓄放出決定後に原油価格が値上がりに転じたことについて「一つ一つの状況にコメントしない」と述べた。同日午前の記者会見で語った。
国家備蓄の放出に関しては油種の入れ替えの前倒しで実施するため、石油備蓄法には違反しないとした。一方、民間の石油備蓄放出に関し、松野長官は「現状、私の方では承知していない」と応じた。
会見では、バイデン米大統領が22日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を再任する方針を決めたことにも触れ、「世界経済や日本経済への影響を引き続き注視していく」と語った。
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